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人事戦略を考える

人事戦略というと難しく感じますね。
経営資源としてのヒトをどのように活用するかを考える仕事です。
人員計画や、配置、組織、キャリアパスといったところですね。

人事制度などもここに入ってくる重要な内容ですね。
社内の人たちのモチベーションを高め、一丸となってがんばれるような仕組みを取り入れていくことも考えていきます。
どんな制度にするかで、社員の気持ちはずいぶん変わってきます。
成果が収入につながるように設計すれば、成果を上げようとしますし、ずっと一定の金額ずつ上がり続けるようにしておけば、定着率が上がります。

このあたりは企業が抱える問題によっても変わってくるように思います。
たとえばいい人材がどんどん出て行ってしまうようなら、報酬体型を見直すなどの措置が必要でしょうね。
同時にキャリアパスを明確にし、社員の将来のポジションをイメージしやすくすること、仮にその段階まで行けば収入がどのくらい増えるものなのかが具体的かつ魅力的に見えるようにしておきたいものです。

人材開発などもいっしょしている場合もあると思います。
教育や研修など、ひとをいかに育てて行くかということを考えます。

こういった人事戦略によってより優秀な人を育て、企業としての力を高めていくことが重要ですね。
人材が流出してしまうような企業体質では、今後の厳しい環境化では生き残ることが難しくなってくるのではないかと思います。