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部下の考課を実施


先日、部下の人事考課が終わりました。
今回は少し辛めにつけました。
ある程度仕事も結果が出始めていて、いい仕事をしてくれているのですが、もう少し不足している傾向にあると判断したので、少し引き締めてみました。

人事制度上、査定が賞与や給与に反映しない仕組みなので、あまり面白くないのですが、評価をすること自体にも意味があると思います。
考課をすることで、自分がどんな内容を求めているかを具体的に考えることが出来ます。
たとえば、他部署との調整力という項目では、力はあるのに十分発揮していないと評価しました。
このため、もう一息がんばって欲しいという部分を明確に伝えることが出来ました。

このように、3ヶ月に一度の考課のタイミングで、こちらがどのように考えているかということをしっかり伝えることが出来るわけです。
評価をする際に注意すべきことは絶対評価で判断するということですね。
自分やほかの社員と比較して数字を決めるというようなことはしないようにします。
誰かと比べて査定をすることを、相対評価といいます。

求められた項目に対して十分な働きをしているかということがポイントになります。
良く出来ていたか、まあまあかあんまりか、ダメかということを判断します。

大項目は細かい内容に分解されていて、加点方式で決めるようにします。
減点していくというやり方もあるのかもしれませんが、出来たところをほめ、伸ばしていくほうが高い効果が得られると思います。