TOP > 考課・評価の実施 > 考課シートのつけ方

考課シートのつけ方

考課シートはその会社のなかで、社員に求める人物像がしっかりイメージ出来ていないと作成するのは難しいですね。
サンプルをアレンジして自社のものを作る
評価の項目が並んでいて、それぞれに点数や評定をつけるような作りになっています。

一般的には考課者が評価をして、結果を本人にフィードバックするようにします。
こうした場合、一方的になってしまうので、被考課者は納得がいかない場合があります。

私は自己評価をさせて、それと照らし合わせるようにしています。
上司がこの方法で考課を行っていて、納得性が高いと感じたからです。

やり方は以下のようにします。
・本人に自己評価をさせて、提出させる
・自分も考課をつける(提出させたものを見ずに)
・提出させたものと照らし合わせる
・面談で確認
自分の評価と本人の評価が大きく違う項目について、面談の中で質問し、確認します。
こうすることで、自分が見落としていたことを発見できる場合があるからです。
また、本人の評価が妥当でないと判断した場合には、こちらの考えを説明します。

こうすることで、なぜこの点数なのかが理解できるようになります。

考課者訓練のなかでは、本人に自己評価させると、それを否定するのが難しくなりがちなので、上司が評価した結果を伝え、異議がある部分について質問させるようにしたほうが良いと教わりましたが、それでは本音は引き出しにくいのではないかと思っています。


人事考課シートのサンプル
こちらのサイトさんは、職種別に作成されていて、分かりやすかったです。
http://jinji.jp/samplesheet/index.php