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人事評価表をつける

人事評価表は考課の項目の並んだ表です。
項目ごとに点数が配分されていて、その合計が査定に使われます。

何の項目について評価するのかは、その職種やレベル、職位に応じて変わります。
たとえば担当者クラスなら、ミスのない仕事や仕事のスピード、理解力、表現力、改善提案などです。
管理職なら判断力や企画推進力、部下への指導力などが問われます。
部門長クラスになると、部内の方針の策定、部下への強制力などの項目が加わります。
また、業績に対する責任も重くなるため、配点が変わることもあると思います。

同じ同じ項目で評価するというやり方を採っている企業もありますね。
これなら、どの職種でも同じテーブルで評価できるようになります。

ただし、職種によって有利不利が出てしまう可能性があるので、設計の時には十分注意をする必要があると思います。

数値項目について

営業系なら数値目標を作るのは簡単ですね。
目標達成度や、新規獲得数、金額など、数字で判断しやすいので良いと思います。

企画系だと少し複雑になりますが、企画が売上にどのぐらい貢献したかや、かけたコストに対する費用対効果、利益率などを数字にすることで評価できますね。

総務、経理などの管理系はなかなか大変です。
全社のコスト削減など、大きなテーマに取り組むことが出来れば、目標も立てやすいですが、担当者レベルでは少ししんどいかもしれません。
ミスの軽減や、マニュアルの作成、仕事の効率化や改善提案などがテーマになってくると思います。

人事は採用人数や退職率の軽減等、数字化できる部分もありますね。